Googleアナリティクスが自分のアクセスも集計しまうので自分のアクセスの除外方法をまとめます。
ブログ開設初期は、アナリティクスのリアルタイムの概要に1とか出てて俺の事だなぁ~と思っていましたが
調べたら除外できることを知ったのでやりました。
IPv4だとうまくいかなかったのでIPv6で除外しましたので合わせてご紹介します。
内部トラフィックの除外とは
自分のアクセスを除外することで、正確なページビューなどのカウントをすることができるもの。
特に開設初期や新記事のアップ後はアクセスまでにかかった期間、流入元、直帰率への集計に影響が出ます。
なにより自分のサイトへのPV数のカウントが自分だけとか残酷すぎる。
純粋な他人のアクセスをカウントしたい!ですよね?
内部トラフィックの除外方法
まず内部トラフィックを除外するには、内部トラフィックに相当する IP アドレス(または IP アドレスの範囲)を定義したルールを作成します。
定義を作成する
まずは除外の定義(ルール)を作成します。
以下Googleアナリティスクス ヘルプより
1. Google アナリティクスにログインします。
2. 管理ページで、[アカウント] 列と [プロパティ] 列を参照し、目的のアカウントとプロパティが選択されていることを確認します(Google アナリティクス 4 プロパティを選択する必要があります)。
3. [プロパティ] 列の [データ ストリーム] をクリックし、内部トラフィックを定義するウェブデータ ストリームを選択します(この機能はアプリデータ ストリームには対応していません)。
4. [追加の設定] > [タグ付けの詳細設定] で、
をクリックします。
5.[内部トラフィックの定義] をクリックします。
6. [作成] をクリックします。
7. ルールの名前を入力します。
8. 値を定義できるイベント パラメータは
traffic_type
のみです。デフォルト値はinternal
ですが、内部トラフィックの発生元を示す新しい値(例:emea_headquarters
)を入力することも可能です。9. [IP アドレス] > [マッチタイプ] で、演算子を 1 つ選択します(例: [IP アドレスが次と等しい])。
10. [IP アドレス] 欄に、ステップ 8 の入力内容に一致するトラフィックを示すアドレス(またはアドレスの範囲)を入力します。入力するアドレスは IPv4 でも IPv6 でもかまいません。
以下の例は、演算子ごとの IP アドレスの指定方法を示しています。
・IP アドレスが次と等しい: 172.16.1.1
・IP アドレスが次から始まる: 10.0.
・IP アドレスが次で終わる: .255
・IP アドレスに次を含む: .0.0.
・IP アドレスが範囲内(範囲は CIDR 表記で指定):
24 ビットブロック(例: 10.0.0.0~10.255.255.255): 10.0.0.0/8
20 ビットブロック(例: 172.16.0.0~172.31.255.255): 172.16.0.0/12
16 ビットブロック(例: 192.168.0.0~192.168.255.255): 192.168.0.0/16
11. [作成] をクリックします。
アナリティスクス ヘルプより
それぞれの項目を画像付きで説明します。
項目1から3データストリームを選択します。

項目4から5内部トラフィックの定義を選択します。

項目6から7ルール名は自分のわかりやすいものでいいです。

項目8から9 IPアドレスの指定方法は人によって違うと思いますが、僕は”IPアドレスが次から始まる”でやってます。
ほとんどの人は接続のたびにIPアドレスが変わるため。
・IP アドレスが次と等しい
・IP アドレスが次から始まる
・IP アドレスが次で終わる
・IP アドレスに次を含む
・IP アドレスが範囲内(範囲は CIDR 表記で指定)
項目10 値は例に習ってIPアドレスを入力します。
自分のIPアドレスを調べます。わかる方は調べなくていいです。


”次から始まるに”しているので、例では ”61.199.”と入力します。
ここではIPv4の画面ですがIPv6の表示があればそちらを設定しましょう。
例えば↓のように表示されたら前方の3つを入力します。
2001:0db8:0123:4567:89ab:cdef:1234:5678
項目11 作成を押して完了です。
これで内部トラフィックの除外ルールの作成が終わりました。
このままでは除外できていません!!
マジ紛らわしい!!絶対これで終わりだと思う人いる!!
あと少しです!!
フィルタを作成
内部トラフィック除外のフィルタを作成しないと除外されないのです。
以下 Googleアナリティクス ヘルプより
フィルタを作成する
アナリティスクス ヘルプより
1. Google アナリティクスにログインします。
2. 目的のプロパティを開きます。
3. [管理] > [データ設定] > [データフィルタ] の順にクリックします。
4. [フィルタを作成] をクリックします。
5. フィルタの名前を入力します。
入力する名前は、同じプロパティ内のフィルタの中で一意となるようにする必要があります。また、最初の文字を Unicode 文字にして、Unicode の文字と数字、アンダースコア、スペースのみを使用してください。文字数の上限は 40 文字です。
6. フィルタの種類(内部トラフィックまたはデベロッパー トラフィック)を選択します。
7. フィルタ オペレーション(一致フィルタの場合は [次のみを含む]、除外フィルタの場合は [除外])を選択します。
8. (内部トラフィックのみ)イベント パラメータ名は現在 traffic_type に設定されており、変更できません。
9. (内部トラフィックのみ)パラメータ値を入力します。現在のデフォルト値は internal です。
10. 現在の設定内容でのフィルタの動作は、[概要] で確認できます。
11. フィルタの状態(テスト、有効、無効)を選択します。
12. [フィルタを保存] をクリックします。
アナリティクスでは、各 Google アナリティクス 4 プロパティに対し、内部トラフィック用の除外フィルタがデフォルトで 1 つ作成されます。
それぞれの項目を確認します。
1から4 フィルタ作成をクリック

画像ではフィルタが2つある状態になってしまっていますが、僕が検証した名残です(;^_^A
フィルタの種類は内部トラフィックを選択してください。
5 フィルタ名は自分がわかれば大丈夫です。
6から10はデフォルトのまま

11でテストしてもいいですが結局は有効にするので有効にチェックしてください。
※テストしたい人はテストでもOK 後で有効化してください。
以下ヘルプ参照
フィルタをテストする
アナリティスクス ヘルプより
フィルタに合致したデータは「テストデータのフィルタ名」ディメンションに割り当てられ、ディメンションの値はフィルタ名に設定されます。該当データは、アナリティクスの各画面(各種レポートや [分析])で、ディメンション選択ツールを通して利用できるため、フィルタを有効化する前にそのデータを使用して検証できます。
12フィルタ保存をクリックで完了です!
お疲れ様でした。以上で内部トラフィック除外の設定が完了しました。
これで自分のアクセスはカウントされなくなりました。なんか寂しい(T_T)
除外できているか確認する
自分のサイトに接続をしてリアルタイム表示にカウントされなければ成功です。
うん。。ゼロ。。。前まではイチって出てたけど。ついに誰も見ていないのが実証された(´;ω;`)

除外されてない!!という方
設定の反映まで時間がかかることもあるようなので、時間をおいて確認してみてください。
まとめ
新しいGoogleアナリティクスの内部トラフィック除外の方法のポイントは以下の3つ
- 内部トラフィック除外の定義の作成
- IPv6で設定する
- フィルタの作成→有効化
僕はIPv4で除外設定をして、なかなかうまくいかず苦労しました(;^_^A
IPv6が主流になっているので、IPv6で設定が標準になると思います。
にしてもGoogleのヘルプって、もうちょっと分かりやすくならないかなぁ~
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