毎年行われている行進ですが、新型コロナウイルス感染症の影響により2020年に引き続き2021年も中止が決まりました。
楽しみにしていた方も多いと思いますが、僕も残念でなりません( ノД`)シクシク…
現在朝霞駐屯地ではオリンピッククレー射撃の会場が設置されていて使用できない状態です。
それでも実際に参加も準備支援も諸々やってきた元自衛官の僕が体験談も含めながらかんえつしきについてお伝えします。
それってなに?
Wikipediaより
ここでは2021年に行われる予定だった中央観閲式についてお話しします。
3年に1度
中央観閲式とは、10月下旬に埼玉県と東京都の県境にある陸上自衛隊朝霞駐屯地で開かれる観閲式です。
陸上自衛隊の威容をしめす重要な式典で、3年に1度行われます。
観閲官は自衛隊の最高指揮官でもある内閣総理大臣が行うんですよ!
実は僕も参加したことがあります(n*´ω`*n)
応募して当選すると行ける
実は誰でも見れるわけではないんです。
抽選に当選した人だけが行くことができます!
公式サイトで告知がありますので要チェックです(^^)v
陸上自衛隊 公式Webサイト:JGSDF(Japan Ground Self-Defense Force) (mod.go.jp)
当選したら
当選はがきが届くので、それを持って会場へ行きましょう(^^)
複製防止のために通し番号がふられてますので、絶対に無くさないようにしてくださいね。
番号と名前を照合されます。
会場へ行く
会場への行き方はいくつかあります。
- 車:駐車場はありませんので、近くのコインパーキングに停めて徒歩
- シャトルバス:最寄り駅からシャトルバスで行く
- タクシー:会場には入れないので、ゲート前まで←オススメ
- 自転車:指定した場所に駐輪できます。
- 徒歩:会場まで歩くぜ!って人はどうぞ。最寄駅から歩けない距離ではないですがオススメできません。
僕のオススメはタクシーです。最寄りの駅からタクシーで行くのが一番快適です。
この時タクシーの運転手さんに観閲式の会場へ行って欲しいと伝えれば行ってくれると思いますが。
分からないと言われたら、「朝霞駐屯地の訓練場へ」と伝えてください。
中央観閲式のゲートは朝霞駐屯地の訓練場にあるからです。
大きな看板が出ていますから、そこで降ろしてもらいましょう。
よく広報センターの方へ連れて行かれて困っている人が居ます。
注意してください。
帰りもタクシーならタクシーの連絡先を控えておいた方がいいです。
会場内へ
会場に着いたらゲートをくぐり、
チケットの提示
持ち物及び身体検査を受けて入ります。
飲み物は1口飲んでいただきます。
ちょうど空港のゲート様な感じですね。
観覧席まで少し歩きますので、歩きやすい靴や服装がいいですよ。
席の確保
まずは席の確保をしましょう。チケットに区分があるので指定された場所の観覧席へ行きます。
自衛官の身内だとスゴイいい席で、段々と中央のいい席から離れていきます。
席の確保は座布団をくくりつけてる人とかいましたね(;^_^A
色々工夫してください。
観閲行進
大まかな流れは以下の通り
- 観閲部隊入場:テイ隊と言われる行進部隊の事
- 観閲部隊指揮官入場:この観閲部隊の指揮官
- 観閲官入場:内閣総理大臣が入場します。
ここまでピクリとも動かず1時間くらい。当時は永遠にも感じられました(笑) - 国旗掲揚
- 観閲官訓示
貧血で倒れる隊員もいます(;^_^A - 観閲行進
この時の一歩目が膝ガクガクです(笑) - 観閲官退場
これが一連の流れです。僕の当時の感想を交えて紹介しました。
観閲式が終わっても、レクリエーション的なものがいくつか催されますので是非見てください。
特に我が母校のドリル演技は見ものですよ(^^)v
その他
自衛隊グッズの販売や装備品展示をしていますから立ち寄ってみてください。
総合予行も本番さながら
実は本番さながらの総合予行もやっていて、何が違うかというと、内閣総理大臣含むVIPが来ないだけです。
全体の流れをチェックするために行うので、行進も本番同様のスケジュールで行います。
残念ながらチケットを入手するには自衛官の関係者である必要があり、事前に広報官にもらうか知り合いの自衛官に頼んでみるしかないです。
手に入ったらラッキーですね(^^)v
まとめ
残念ながら今年は中止となってしまった中央観閲式ですが全力で楽しむためには早め早めの行動です。
席確保のための座布団
遠くを見るための双眼鏡
言い出したらきりがないですが、僕はふら~っと行って雰囲気を楽しむだけでもアリかなとも思います。
マニアに怒られそう
次回開催の際は忘れずに抽選に応募してみましょう(^^)v
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