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2021年からブログ開始
”毎日挑戦”を掲げて自分の経験や体験を記事にしていこうと思います。会社経営の傍らブログ運営中

商標って何?簡単!オンライン商標登録願の書き方

商標ってなに?という疑問と個人がオンラインで商標登録願を提出するための文書データの作成方法を解説します。

あわせて、登録されるまでの期間を短縮できる早期審査に関する事情説明書の説明も当記事で行います。

作成する文書は標準文字の商標登録願です。

目次

商標とは

商標とは、事業者が、自己(自社)の取り扱う商品・サービスを他人(他社)のものと区別するために使用するマーク(識別標識)です。

私たちは、商品を購入したりサービスを利用したりするとき、企業のマークや商品・サービスのネーミングである「商標」を一つの目印として選んでいます。そして、事業者が営業努力によって商品やサービスに対する消費者の信用を積み重ねることにより、商標に「信頼がおける」「安心して買える」といったブランドイメージがついていきます。商標は、「もの言わぬセールスマン」と表現されることもあり、商品やサービスの顔として重要な役割を担っています。

このような、商品やサービスに付ける「マーク」や「ネーミング」を財産として守るのが「商標権」という知的財産権です。

商標には、文字、図形、記号、立体的形状やこれらを組み合わせたものなどのタイプがあります。
また、平成27年4月から、動き商標、ホログラム商標、色彩のみからなる商標、音商標及び位置商標についても、商標登録ができるようになりました。

特許庁より

要は商品やサービスの名前やマークの事です。

出典トヨタ自動車

具体的にはこういったマークです。

普段から見慣れてしまっているかもしれませんが、商標として登録されて保護されています。

もちろん文字もあります。

こういったマークや名前は早い者勝ちです。つまり先に登録がある場合は使うことができませんので、自分が登録しようとするものが使われていないか調べる必要があります。

以下に特許情報検索サービスのリンクを貼っておきますので、事前に登録可能かどうか調べてください。
このサイトはこの後も度々使用します。

自分が提供する商品やサービスの商標を守るためにも早い段階での登録をお勧めします。

分かりやすい冊子もありますのでリンクを貼っておきます。

https://www.jpo.go.jp/support/example/document/trademark_guide2019/guide01.pdf

様々な書類作成方法

代行業者もありますが、自分で申請ができるようにサポートサイトは充実しています。
ここでは作成方法とリンクをまとめておきます。

主に3つの作成方法があります。

1 ワードなどの文書作成ソフトを使用し作成

作成した文書を特許庁へ郵送する手順です。

2 ひな形を使用して作成

ひな形のデータを編集して郵送またはオンライン申請

3 さくっと書類作成のサービスを利用

作成したデータでオンライン申請

商標登録出願書類の書き方ガイド:書面による出願手続きについて
trademark.pdf (inpit.go.jp)

郵送用ひな形リンク
各種申請書類一覧(紙手続の様式)   | 独立行政法人工業所有権情報研修館 (inpit.go.jp)

オンライン申請用ひな形リンク
電子出願ソフトサポートサイト(ひな型より作成) (jpo.go.jp)

さくっと書類作成リンク
さくっと書類作成 (jpo.go.jp)

このページでは、ひな形を使用してオンライン申請用の書類を作成していきます。

オンライン申請用書類作成

オンライン申請用のひな形をダウンロードしてインストールしてください。
Windows版とMac版があります。

電子出願ソフトサポートサイトより

このひな形を使っていきます。

Windows版の説明になってしまいますが、
インストールされたフォルダの 出願>商標>T1-商標願>4110_商標願 標準文字.htm
4110_商標願 標準文字.htmを編集していきます。

最初の中身はこんな感じ。

<HTML>
<HEAD>
<META http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS">
</HEAD>
<BODY>
【書類名】       商標登録願<BR>
【整理番号】      TOOOOO3-1<BR>
【あて先】       特許庁長官殿<BR>
【商標登録を受けようとする商標】<BR>
パテ丸くん<BR>
【標準文字】<BR>
【指定商品又は指定役務並びに商品及び役務の区分】<BR>
  【第1類】<BR>
  【指定商品(指定役務)】 化学品,のり及び接着剤(事務用又は家庭用のものを除く。)<BR>
  【第2類】<BR>
  【指定商品(指定役務)】 塗料,染料,顔料<BR>
【商標登録出願人】<BR>
  【識別番号】    000000000<BR>
  【氏名又は名称】  商標株式会社<BR>
【代理人】<BR>
  【識別番号】    000000000<BR>
  【弁理士】<BR>
  【氏名又は名称】  代理 太郎<BR>
【選任した代理人】<BR>
  【識別番号】    000000000<BR>
  【弁理士】<BR>
  【氏名又は名称】  代理 一郎<BR>
  【電話番号】    00-0000-0000<BR>
  【連絡先】     担当<BR>
【手数料の表示】<BR>
  【予納台帳番号】  000000<BR>
  【納付金額】    20600<BR>
</BODY>
</HTML>

これを自分の出願内容に合うように編集していきます。

HTML形式でファイル保存するのでタグを消さないように気をつけてください。
<BR>や<HEAD>のこと

以下が書き直したテンプレートです。

<HTML>
<HEAD>
<META http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS">
</HEAD>
<BODY>
【書類名】       商標登録願<BR>
【整理番号】  自己の同日出願の他の出願と区別するための整理番号を、ローマ字(大文字に限る)、アラビア数字若しくは「-」又はこれらの組み合わせで、10字以内で「001、2011-1、INPIT-1」のように自由に記載できます<BR>
【あて先】       特許庁長官殿<BR>
【商標登録を受けようとする商標】<BR>
登録したい商標文字<BR>
【標準文字】<BR>
【指定商品又は指定役務並びに商品及び役務の区分】<BR>
  【第○○類】<BR>
  【指定商品(指定役務)】 どんなものか説明する。<BR>
  【第□□類】<BR>
  【指定商品(指定役務)】 どんなものか説明する。<BR>
   ・
   ・他にも登録するなら同様に記述していく。
   ・
【商標登録出願人】<BR>
  【識別番号】    特許庁へ申請人利用者登録時に取得した識別番号9桁<BR>
  【氏名又は名称】  あなたの名前<BR>
【手数料の表示】<BR>
  【指定立替納付】
  【納付金額】12000
</BODY>
</HTML>

書き換える必要がある部分をピックアップして説明しますね。

【整理番号】

書式が守られていれば、何でもいいです。但し、複数申請する場合は他の書類と重複しないようにすること。
個人ですから01、02とわかるように連番にすればいいと思います。

【商標登録を受けようとする商標】

登録したい商標文字を入力します。

【指定商品又は指定役務並びに商品及び役務の区分】

詳細後述します。

【商標登録出願人】

識別番号と自分の名前にしてください。

【代理人】

自身で登録するので、代理人、選任した代理人の項目は削除します。

【手数料の指示】

クレジットカード払いにするので、【指定立替納付】とし、【納付金額は】3,400円+(8,600円×区分数)です。
ここでは区分が1個の場合で12000と記入してます。詳細後述します

書き換えれたら、保存して出来上がりです。

【指定商品又は指定役務並びに商品及び役務の区分】と出願料について

この商品及び役務の区分【第○○類】がわかりにくいんですよね。

知的財産相談・支援ポータルサイトでは以下のように説明してあります。

商標登録出願に当たっては、その商標を使用している又は使用を予定している商品・役務を指定し、その商品・役務が属する区分(類)を願書に記載しなければなりません。なお、1つの出願において、区分ごとに指定する商品・役務を記載していれば、1つの区分(類)でも、複数の区分(類)でも指定することができます。

商品及び役務の区分(【第 類】)は、類似商品・役務審査基準(特許庁)により、第1~45類に分かれています。
(商品・・・第1~34類、役務・・・第35~45類)

商品及び役務の区分(【第 類】)が、何類かわからない場合は、特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)の商品・役務名検索で調べられます。

URL:指定商品又は指定役務並び商品及び役務の区分について教えてください。 | 独立行政法人工業所有権情報研修館 (inpit.go.jp)

特許庁では以下のように案内が出ています。

指定商品・指定役務の区分や記載方法が知りたい。

指定商品・指定役務は、正しい区分のもと、内容が明確である表示を記載する必要があります(不明確な場合等は、拒絶理由の対象となります)。指定商品・指定役務の正確な区分や適正な表示例についてはJ-PlatPat(外部サイトへリンク)で調べることができます。また、「採用できない商品・役務」については「採用できない商品・役務名について」をご覧ください。J-PlatPatでの調べ方は【よく使う商品・役務名の検索方法】をご覧ください。

特許庁より

J-PlatPatに行って調べなさいとあるだけです。

調べてすぐにわかる方はいいですが、僕の場合、全然出てこなかったので苦戦しました。

僕の場合とは(参考までに)
商標利用目的が通販サイトでの名前とアマゾンでのブランド登録をするためにです。商品そのものではなく、役務としての登録です。
第35類 ウェブサイトを利用した小売又は卸売の業務において行われる顧客に対する便益の提供地
自分が登録する商標の性質を理解しないと、この区分は苦戦します。僕みたいに(;^_^A

例えば自分が作るドライフラワーにつける商標なら第31類、さらにガラス製の容器に入れると第21類、壁掛けだと第27類と多岐にわたります。さらにネット販売するとなると第35類となります。

実際に1つの商標にいくつも、区分を適用して申請しているものはたくさんあります。

これから出願する商標の目的
商品や役務をよく確認してください。

最新の各区分の代表的な商品・役務一覧リンクです。
kubun-daihyo.pdf (jpo.go.jp)
特許庁参考サイト
類似商品・役務審査基準〔国際分類第11-2021版対応〕 | 経済産業省 特許庁 (jpo.go.jp)

出願料

出願時に必要な手数料
3,400円+(区分の数×8,600円)
1区分の場合は12,000円です。

オンラインではなく書面で提出すると電子化手数料の納付が必要です。
1,200円+(700円×提出書類の枚数)

出願が認められ商標権が発生したら登録料が必要です。
 ① 設定登録料(存続期間10年分) 区分の数×28,200円
 ② 設定登録料の分割納付(5年間) 区分の数×16,400円
 ③ 更新登録料(10年分) 区分の数×38,800円
 ④ 更新登録料の分割納付(5年間) 区分の数×22,600円
区分の数必要なことに注意ですね。

早期審査に関する事情説明書

早期審査とは、以下の対象1~対象3のいずれかに該当する商標登録出願について、早期審査の申出(無料)をすることにより、通常より早く審査される制度です。

対象1:
出願人(又はライセンシー)が、出願商標を指定商品・指定役務の一部に既に使用していて(又は使用の準備を相当程度進めていて)、かつ、権利化について緊急性を要する案件

対象2:
出願人(又はライセンシー)が、出願商標を既に使用している商品・役務(又は使用の準備を相当程度進めている商品・役務) “のみ” を指定している案件

対象3:
出願人(又はライセンシー)が、出願商標を指定商品・指定役務の一部に既に使用していて(又は使用の準備を相当程度進めていて)、かつ、「類似商品・役務審査基準」等に掲載されている商品・役務 “のみ” を指定している案件

どれくらい早くなるかというと、1年待つのが2か月で終わります。はや!!

ガイドラインのリンク貼っておきますの参考にしてください。
tt1208-023guide.pdf (jpo.go.jp)

これから僕が早期審査の申し出を実行した手段を書きます。参考になれば幸いです。

早期審査が通ったわけではありませんのであくまで、参考にしてください!!
通ったらいいな~ぐらいでいます(;^_^A

出願願いを作成する際にインストールしたひな形を編集していきます。

提出したデータのひな形は以下の通りです。

<META http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS">
</HEAD>
<BODY>
【書類名】       早期審査に関する事情説明書<BR>
【あて先】       特許庁長官殿<BR>
【事件の表示】<BR>
  【出願日】    出願した日<BR>
  【整理番号】   自分で決めた番号<BR>
【提出者】<BR>
    【識別番号】    特許庁へ申請人利用者登録時に取得した識別番号9桁<BR>
  【氏名又は名称】  自分の名前<BR>
【早期審査に関する事情説明】<BR>
 1.出願人等の使用状況説明<BR>
  (1)商標の使用者<BR>
出願人<BR>
  (2)商標の使用に係る商品名<BR>
→ 出願商標を使用している商品名(役務名)を具体的に記載してください。 僕の場合はウェブサイトを利用した小売又は卸売の業務において行われる顧客に対する便益の提供地<BR>
  (3)商標の使用時期<BR>
使っているならその日付を例:令和3年5月から使用中など<BR>
  (4)商標の使用場所<BR>
通販サイト内(通販サイトURL)<BR>
  (5)商標の使用の事実を示す書類<BR>
販売サイトの写し及び販売者情報ページの写し<BR>
<BR>
【提出物件の目録】<BR>
  【物件名】商標の使用をするウェブサイトの写し 1<BR>
  【物件名】販売者情報ページ 1<BR>
【添付物件】<BR>
  【物件名】商標の使用をするウェブサイトの写し<BR>
  【内容】<BR>
商標を使用しているウェブサイトの写しを添付します。<BR>
<IMG SRC="画面のキャプチャしたもの.jpg" ><BR>
  【物件名】販売者情報ページ<BR>
  【内容】<BR>
販売者情報ページの写しを添付します。<BR>
<IMG SRC="画面キャプチャしたもの.jpg" ><BR>

</BODY>
</HTML>

以上のように書類作成をしました。

こればっかりは通るかどうかわかりませんので、後日結果を報告します。

間違えてしまったら手続補正書の作成

あまり考えたくはないですが、書類に不備を見つけた場合は手続補正書を提出して修正できます。

リンクを貼っておきます。
操作マニュアルのⅢ-47 手続補正書の記載方法
i2-03-syorui.pdf (jpo.go.jp)

正直、もうここまでくると嫌になりますよね。ですが、僕は不甲斐ないばかりに【指定商品又は指定役務並びに商品及び役務の区分】を間違えてしまったので、慌てて手続補正書を提出しました。

以下の物を修正したい項目に合わせて編集して提出します。

<HTML>
<HEAD>
<META http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS">
</HEAD>
<BODY>
【書類名】       手続補正書<BR>
【あて先】       特許庁長官殿<BR>
【事件の表示】<BR>
  【出願番号】    商願0000-000000<BR>
【補正をする者】<BR>
  【識別番号】    000000000<BR>
  【氏名又は名称】  商標株式会社<BR>
【代理人】<BR>
  【識別番号】    000000000<BR>
  【弁理士】<BR>
  【氏名又は名称】  代理 太郎<BR>
【手続補正1】<BR>
  【補正対象書類名】 商標登録願<BR>
  【補正対象項目名】 第2類<BR>
  【補正方法】    変更<BR>
  【補正の内容】<BR>
   【第2類】<BR>
   【指定商品(指定役務)】塗料,染料<BR>
</BODY>
</HTML>

マニュアルを見て、作成してください。

注意事項も多いので大変ですが(;^ω^)

作成を終えて

オンラインで申請するメリットは自宅で完結することと、電子化手数料がかからないことです。

HTML形式で出願書類を作ることに抵抗がない方はオススメです。

逆に知識のない方が調べながらやるとなると少し厳しいかなというのが今回作成してみた感想です。

この記事がお役に立てると嬉しいです。

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